レヴィコレ
どハマリしたいた当時は、アリコレもレヴィコレも同じくらいに好きでした。
でも、今ではアリコレの方に軍配があがります。
というのも、私の中では、レヴィコレはどうしてもハッピーエンドにはならないから。
もちろん、それはそれで好きですし、パラレル設定のふたりも好きです。
それでも、アリコレの方が好き。
ですが、レヴィアスあってのアリコレになります。
レヴィアスという敵でありながら、コレットはエリスの器として見る冷徹な目の上に、アリオスという人格があるから。
レヴィアスにとって、アリオスは実に都合の良い人格です。
己の力量だけで渡り歩き、自分の気が向くままに生きている。
コレットを助けるのも自分の考えでしている。
でも、それはレヴィアスが望むエリスの器やエリシアの謎の解明という枷の上に成立しているのです。
もし、トロワアリオスというような、本当に気ままな青年が気まぐれに手を貸してくれるキャラクターなら、私はここまでアリコレにはハマらなかった。
当時は、こんな気さくは関係いいわ~くらいに思っても、少なくとも再燃はしない。
やっぱりアリオスとコレットにはある意味ふたりして空回ってほしい。
アリオスはエリスを忘れられず、でもコレットに惹かれているのを自覚しつつ、それを抑制している。
それなのに皇帝という仮面を外してしまうという危うさ。
コレットもコレットで、女王でありながら、アリオスの前でだけごく普通の少女としていられる。
こちらも女王の仮面を取って。
アリオスの正体を知ってしまった後は、自分は相手の手を取れないとの逡巡に。
アリオスとしたら自分と一緒にいたら彼女は幸せになれない。
そして、幸せを失うのが怖い。
コレットは思い出してほしいのに、思い出してほしくない。
自由を謳歌してほしいのに、自分と共にあってほしい。
そういうジレンマの中にあるからこそ萌える。
パカップルなふたりも好きだし、空回りしているふたりも好き。
そんなことを書けたらと願うんだけど、それが難しいのよね~。