恐れていたことは回避されたようですが
アンジェリークルトゥールにて、私が一番案じていた件については、どうやら回避できたみたいで一安心しています。
(ま、自分でやったわけじゃないから、軽く一服というとこでしょうか。)
けれど、あのブライアンは完全にアリオスを意識してキャラを作っているんでしょうか。
タメ口キャラみたいですからね。
でも、ちょっと待って!
アリオスってタメ口だからいいわけじゃないのよ~~~~。
確かに、天レクにてアリオスをタメ口で対等な扱いができるキャラクターとして作為的にこしらえたのは間違いない。
それ以前は攻略キャラクターはすべて目上の人。年下でも目上の人間。
けれど、彼は年上にも関わらず、対等に扱うことを要求し、それを新鮮に感じた人は多いと思う。
だが、彼の最大のポイントは、敵対する人間でありながら、お互いに惹かれてしまう過程ではないのか?
エリスを生き返らせ、エリスと共に幸せになることが生涯の夢であり、目的だったのが、だんだん手段と目的が逆転し、幸せになることよりもエリスを蘇らせることが目的になってしまう。
残酷無比な男がかつての温かい愛情を思い出し、それに殉じることができないと手を振り払ったのが天レクのアリオスEDであり、やはり心の思うままに従いたいと願ったのがトロワのアリオスEDなわけで。
単に対等だからいいわけじゃない。
知り合いが、仲間になって、少しづつ好きになって、敵だと知ってショックを受けて、でもやっぱり好きで。
しかも、お互いが惹かれ合っていて。
そんな恋愛だからこそ、すごくお似合いのふたりなんだと思う。
だからこそ、もうこれ以上過去と絡めたキャラクターはできないと思う。
そう思うとやっぱりアリオスは特殊な立場であり(特別ではない)、恋愛を主とするゲームになれば、もうこんな設定は無理なんじゃないかな。