文字のエロス
酒井順子さんのエッセイに「人は絵(ビジュアル)で興奮するか、文字で興奮するか」というようなことが書いてあって、私は完全に後者です。
もちろん、絵や漫画も好きですよ。
でも、一番萌えるのは、文字。
大槻ケンヂさんのエッセイで「子供向け江戸川乱歩の本が昔あった。これはゲーム以上にやばい」というようなことも書いてあったのを思い出しますね。
確かに、自分の中で構築されたものって、案外心に残るし、自己変革装置があるから、都合よく改竄できる点でも、一番やばいものなんだろうな。
アンジェリークの同人誌を買い直してるっているのは、ここに散々書いているんですが、ある本を小説だと思って購入したら、漫画で吃驚しました。
いえ、その方は小説も漫画もかけるという人だったようで、本当に驚いた。
大抵、どちらかだから。
話はしっかりしていたので、それはそれでよかったのですが、やっぱり今でも手に入る同人誌は漫画なんだよね。
元から小説というのがマイナーで、なかなか売れないし、出回っていない。
私も昔は漫画派でしたが、ゆっくり読むのは文章の方が好きなんです。
個人的にはコレカプはすべて好きなので、ネットで見られるものは見ています。
が、紙ベースのものでゆっくり読みたい。
ああ、そんな贅沢はもうないんだろうなぁ。
べつにR-18指定でない、単なる小説でも、肩がふれあったとか、手をつなぐような描写でドキドキしてしまう。
いい大人なので、そういう丁寧な描写ほど萌え。
アンジェリークでそういう同人誌にまた出会いたい。
誰か、私にアリコレの萌えをくだされ~~~。