声はあった方がいい
昨今の乙女ゲーはヒロインの顔すらNGにする機能があると聞いて、とても驚いた。
元から『女、いらね』みたいな風潮はずっとあって、アンジェリークでさえドラマCDでさえ女の子がいるのに声ナシというのはいくつもある。
でも、この声ナシというのが、かえって女の子たちの存在を強調するように思う。
今、SP2のドラマCD『ふしぎ★チェイサー』を聞いているけど、これはコレットもレイチェルも声付きで、結構いい。
私がコレットスキーなのを差し引いても、いい。
(コレットの声がかわいい♡だから、コレット好きな人はこれがおすすめ!)
恋愛フラグっぽいのもあまりないから、NLやBLじゃなくても、単なるキャラクター同士のやり取りが好きな人もおすすめ。
コメディな感じだけど、話自体はまとまっているから、脚本としてもいいの。
語り以外なら会話があった方が自然。
だから、ヒロインたちの声がないと、その存在をアピールしなくちゃならないから、どうしても『○○も頑張ってるよね!』みたいなヨイショ台詞が多くなるんだよね。
ランディ、マルセル、ティムカとかに言わせるとシラケる。
エトワールのCDはアニメドラマCD以外はエンジュの声がなくて、それだとエンジュLOVEって感じばかりして、なんか不自然に思えてしまう。
(恋愛未満が楽しいのに、男がガッツエンジュに惚れているシチュエーションばかりだから。)
アニメドラマCDは聖獣編しか持っていないけど、みんなで協力して解決するからエンジュがいた方が自然だし、わいわいした感じが楽しい。
恋愛フラグがほとんどなくても、キャラ同志が一緒にいるだけで好きなカップリングなら妄想できるし。
外伝シリーズみたいにシリアスなら女の子がいなくても不自然でないけれど、そこにいるという設定なら、絶対声があった方がいい。