アリコレ館

アンジェリークのアリオス×コレットばかりかと

物語の解釈

今は割と「公式が」という発言が多いと思うけれど、そこをどう自己流に解釈するかが二次創作の楽しいところだと思うのだけど。

というよりも、昔から物語(だけでないのだが)は二次創作を重ねてきた結果なんだよね。

日本神話もギリシャ神話も、源氏物語だってそうだし。

今伝わっている源氏物語なんて、どこまで原作でどこまで二次創作かすらわかってないんだから(笑)。

中国の古典文学なんかは、注釈という名の二次創作みたいなものだし。

それに、自分の主張を通すために、「先人曰く~」って、どう考えても苦しいぞ!ってことも結構やってるからね(笑)。

 

自分以外の考えは認めないと押し付けてくるのは論外だけど、「お前は○○だと主張するが、公式は✖✖のはず。それはどこの文献にあるのだ?」なんて、まさか博士論文のようなことは求めてこないだろう(笑)。

 

アンジェリークの世界観なんて、どこまでも綺麗事な主観で通すこともできるし、逆にどこまでも暗い影を落とすこともできるから、それは受け止め方によって違う。

たとえば、神鳥は戦争のない世界だけど(SP2のヴィクトールの台詞にあったはず)、文明が高度化すると、確かに戦争は起こりにくい。

けれど、ナドラーガにはじまる負の力は存在するのだから、人間の業をどのように解釈するかで、「戦争のない平和な世界」から「表面は争いがなくもて荒んだ世界」にまでできる。

神鳥は平和な時代かもしれないけれど、黎明期の聖獣は違うから、こちらは戦争に明け暮れた惑星もあって然るべきかもしれない。

私はそんな風に考えるのが楽しいんだけど、我に返るとちょっと冷静に阿保だとも思うわ(笑)。