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アリコレ館

アンジェリークのアリオス×コレットばかりかと

女王候補

脇役はともなく、メインに据えるキャラはどこかしら欠点がないと魅力に欠ける。

特に、アンジェリークのヒロインはそうでないと、感情移入もしずらい。

 

女王候補時代は特に欠点というより粗が目立つ感じがいい。

完璧に見えるロザリアが、実は「あ~んた」とか言ってしまう蓮っ葉な感じが好き。

それに、彼女はオーダーメイドの洋服を着ているんだけど、それがダサくて好きなんだ。

おそらく素材は一流品には違いないのに、プリンセスラインにゴテゴテとレースやリボンが縫い付けられていて、シンプルな方が絶対いいのに、まだ好きなものが似合うものとの違いがわかっていないって感じがする。

それが女王補佐官に就任後、マーメイドラインのドレスを選択するあたり、彼女なりに自分に似合うものを把握した結果のように思える。

 

リモージュも決して最初から女王らしかったわけではなく、女王になることで女王になったキャラだと思う。

これは255代目女王も、コレットも一緒。

あの泣き虫だった子がこんなにも頑張っていると思うと、涙腺がゆるくなる。

特に身体を張って宇宙を守った天レク・トロワは女王然として好き。

 

レイチェルも本当に天才?と思うような性格で登場したけれど、ゲーム上では活躍しない天レクでは裏設定で聖獣の宇宙を守っていたし、トロワではものすごくコレットを心配しているし、そういう彼女のやさしさが出てきて好きだ。

女王候補時代は自分の能力と感情のバランスが取れなくて、自分を大きく見せることが自己主張だったんだと思う。

自分の周囲にいないタイプのコレット(多分、実際にはこういうタイプの方が多いと思うのだけど、彼女は大人の世界に既にいたので新鮮だったのだろう)に感化を受けて、肩の力が抜けたのかな。

 

そんなコレットもレイチェルという逸材に触発されるかたちで、試験を乗り切ったように思えてならない。

元から平凡を絵にかいたような少女という設定なので、彼女の力を引き出したのは、守護聖や教官たちもあるだろうが、一番はレイチェルだろう。

どちらが、ということではなく、互いが互いに影響を与える。

そういう意味ではソウルメイトであり、宇宙の危機を乗り切った戦友に変化していくものなんだろう。

 

四人とも女王および補佐官に就任しているので、恋愛で磨かれた部分は当然あるけれど、それ以上にライバル(親友)の存在が大きかったのかと思う。

なんにもしないでチヤホヤされる彼女らには興味はない。

こうして切磋琢磨して乗り切った後の、自信を身に着けた彼女らが好きだ。