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アリコレ館

アンジェリークのアリオス×コレットばかりかと

魔恋はじめました

そして、目的を果たしました。

プレイしているうちに、段々とレヴィアスが他の女に不貞を働いていないかどうかということに着目してしまい、本来のゲームの目的から遠くなりましたが(笑)。

 

取り敢えず、騎士団√とレヴィアス√を終了。

これが目的だから、ほぼ終わりって感じでしょうか。

プレイ中は気持ちが昂って、Twitterにアホみたいに書き込んでいた(ゲームが暇ってこともあるんだけど)が、冷静になってみると、一言でいうなら「私は違うな」のクラヴィスの名言が当てはまる。

というのも、私は「天レクの補完」という意味でプレイしたので、魔恋は天レクの補完には相当しないという結論に至った。

レビューで「これはこれで面白いけれど、天レクとは別物」というのを読んではいたのだが、実際にプレイしてようやく理解できた。

 

誤解を招くような書き方になっているが、キャラクターは決して悪くない。

さすがに乙女ゲーなだけあって、十二分に魅力的なキャラとなっている。

逆にそうなってしまったがゆえに、天レクの泥臭さや性格破綻集団のクレイジーさを失ってしまっている。

天レクという舞台設定が、悪だから倒すというよりも、宇宙を侵略しようなんて考える狂っている連中を打倒するために立ち上がったのだから、そういう意味で天レクの補完にならないのです。

 

あと、一番自分とは異なったのはその世界観にリアリティさがないこと。

戦に次ぐ戦というのが、悲劇的であり、苦しい世界なのに、なぜかお茶会シーンが目立つ。

傭兵団なら資金繰りに苦しいはずなのに、そういう側面がまったく見えてこない。

この世界は皇帝に搾取されて民は苦しいと謳っているのに、一番末端の人間がそれを感じとれるはずなのに、そういう描写が皆無に等しい。

(冒頭部分でテレサの境遇は食うに困るほどでないにしても、余裕はないのがわかるけれど、これくらいか。)

私なら、いつもお菓子を作るけれどこの場所ではバターが高騰してとても買う余裕がなくて、それでもみんなに頑張ってほしいからなんとかかき集めて。

いつもよりおいしくないけれど、それでもみんな苦しい台所事情がわかっているから「おいしいね」って言ってくれるみたいなエピソードを入れるな。

擦り切れて摩耗した衣服を繕うけれど、当て布にすら困るとか。

 

アンジェリークのよいところは、雲の上の人なのに、根底にあるのがリアリティな現実感というところだと思っている。

私は守護聖の家族のエピソードが好きなのだけど、幼いジュリアスがまだ守護聖になるなんてわからないときに、いつもはそんなことをしない母親がバルコニーで上着をかけてくれたとか、ケーキなんて甘いものが嫌いなゼフェルが、聖地に召し上げられる前に食べたケーキは不思議とおいしかったとか。

そんな現実感が魔恋にはあまり感じられなかった。

むろん、メインの個別√をしてないからかもしれないが、設定自体がおざなりになっているように思える。

 

テレサもいい子なんだよ。

ただ、騎士団の下っ端連中が団長を様付けしているのに、彼女だけため口なのは「???」になる。

ユージィンですら、キーファーやカインに丁寧語なのに、テレサはため口っておかしくない?

キーファーの彼女を呼ぶ名が「娘」であるのは、明らかに見下しているのに、ため口。

こういう設定が変だと思うし、すごく気になる。

貧富の差、身分さが大きいと設定された世界で、これはないよ~。

大元のアンジェリークが基本様付けの世界なのに。

 

キャラクターを重視した結果、そういう細かい世界観がおざなりになった印象でした。

天レクに沿う形を望んでいたら、これはダメってことになると思うし、キャラクターにハマれば惜しいという感じになると思う。