愛がない
活字が好きなのでネットでなにかの感想とか読むのが好きなのですが。
ルトゥールについて「愛されている」という文字を見て、未プレイなんですが確かにそれは感じた。
制作者側に愛されている。大切にされているコンテンツだなって。
なので、逆に私はこう感じた。
愛されてなかったな、恋する天使アンジェリーク。
テレビアニメなのでゲーム会社が作っているわけではないので、忠実に再現することが難しいのはわかっている。
そんなことは百も承知だ。
けれど、あれは完全に制作サイドがアンジェリークの世界観を理解せずに、見切り発車で作った感じが否めない。
所謂解釈違いではない。
完全によくわかっていない。
アンジェリークはそれまで十年以上の積み重ねた歴史があったのだが、そこに踏み込むことはない。
表面的なことをレールにしてそのキャラがしそうなことを切り貼りして出来上がったようにしか思えない。
伝言ゲームでなんとなくこんな感じ?って作っちゃった、みたいな。
作られた方がたまらないけどね。
このアニメについて辛口傾向になるのは、ここが原因かと思い至ってちょっとスッキリした気分だったりする(笑)。