ゼフェルの立場
さんざん、ゼフェルとランディはヒロイン全員との恋愛が自然に成立するって書いているんだけど、やっぱり年が近いというのは有利だ。
思春期というのはその時期の特長的な心の動きがあるわけで、そのシンパシーを感じるのは同年代ということになる。
特に、ゼフェルはその性格も含めて、ヒロインみんなととてもお似合い。
リモージュは鉄板だよね。
個人的には女王と守護聖の尻に引いた感じが好きなのですが(笑)、普通の恋愛も大好きです。
女王候補のときは、一番普通の恋愛っぽい気がする。
「ほかの男になんかついて行くなよ」みたいな告白なら萌える。
ロザリアとの恋愛はある意味不器用同士の空回りがいい。
ゼフェルが自分の心を表すのは不器用というのは設定なんですが、ロザリアもまた、心情をストレートに出せないタイプだと思う。
これは、女王になるべくして育てられた教育の反面って気がする。
でも、お互いの気持ちが向き合っていたときの感動は一番だ!
コレットの場合は、なんか照れちゃうけれど、懸命に告白してくれるゼフェルを考えると萌え。
いや、天レク、トロワのEDを見てると、なんだか私自身が恥ずかしく感じてきて、不思議だったんですよね。考えると、ゼフェル自身が恥ずかしがっているから、こっちまで恥ずかしいと気づいて。
でも、年相応のかわいらしさだし、ゼフェルが一番穏やかな気がして好きなふたりだ。
レイチェルは、ずばりケンカップル。
SP2のドラマCDがレイチェル→ゼフェルなんだよね。ゼフェルがぜんぜん気づいてなくて、レイチェルも素直に気持ちを伝えられなくて、突っかかることで会話を増やしていくみたいな不器用さ。
レイチェルは頭はいいけれど、恋愛面はまだまだ年若い女の子だってわからせてくれて好きなんです。
言い争っているけれど、決してレイチェルを嫌えないゼフェルにも好感度アップ。
エンジュについても、これまたビジュアル的にもお似合いだと思う。
前向きなエンジュと段々親しくなり、お互いを意識する過程は、どこにでもある男の子と女の子だよね。
エンジュの恋愛対象がレオナード・フランシス・ユーイに限定されることが多いんだけど(それは、過去のヒロインたちのカップリングに考慮してというのは理解した上で)、個人的には一番ゼフェルが好きです。
ただね、ゼフェルというのが、人気があり、性格的にも使いやすいキャラだからか、ドラマCDやアニメでそこそこ活躍するんだけれど、イマイチ見せ場がないんだよね。前振り段階で終わってしまうというか。
ドラマCDでリモージュ、レイチェルは恋愛フラグが立っていたし、漫画ではロザリア、アニメではエンジュ、一応コレットを想定しているとしたらドラマCD(LOVE CALL)ではコレットとの恋愛をほのめかすようになっている。
どれもコレっていうのがない。
特にOVAを含めアニメでは役どころがはっきりしなくて。せめてテレビアニメくらいはエンジュとのフラグを成立させてあげたかったな。