アニメ途中感想(3)
残すところ、2クールの4巻目(9~11話)のみとなりました。
非常に驚いたのは、フランシスがアニメの過去設定を引きずって、うさぎは単なる恐怖症に過ぎないということです。
ええ!?あれって有効なの?と度肝を抜かれつつ、今回はアニメの良かった点をまとめてしました。
今更なんですが、2クールになってエンジュが良くなったというのが、よくわかりました(笑)。
1クールは2、3話で投げた!という話をよく目にしたので(本当にあの辺はひどかった)、2クール目は比較的穏やかです。
今では遅いのですが、なぜはじめからこのエンジュではダメだったのか、と疑問。
別に2クール目のエンジュがとってもいいわけじゃないのよ。普通の頑張り屋な子だよ。
1クール目のダメさは「私は無理なんです!!ムキ!!」ってなぜそんなに態度がでかく出来ない!と堂々と言えるのか。もっと思慮深くなれよ、17歳だろう、と諭したくなるほど頭の悪い子だった。
普通でいいと思われるのだから、得か?
それと、構成について。
ひとり1話スタイルはいい感じです。
先にも述べた通り、フランシスのうさぎが単なる恐怖症で終わって、過去に絡めてもそれが実を結ばぬという結果は悲惨ですが、彼が女性に甘い言葉を伝えても、虚無な自分に虚しくなるあたりはいい。
ユーイ、レオナードの話もベタで、強引なところあるけれど、こんな感じで進む方がいい。
無駄に出番があっても、話が進展していなかった神鳥の守護聖よりいい。
そして、私は先ほど知ったことにちょっと感動した。
エンジュってば、アリオスに失恋してるって自覚してるんだね~。
ゼフェルにアリオスのことを聞かれても、なんだかまだ引きずっているんだけど、その後、チャーリーにそれとなく自分の気持ちを伝えていた。
そんなの知らなかったよ(アリオスの活躍する場面しか見てなかったからねぇ)。
うんうん、確かに歯牙にもかけない感じだから、完全に脈なしだったもんね。
テレビのアリオスはエリス一筋なんだろうけど、私は脳内でアリコレ仕様にしてますので、それだけで満足です(笑)。
ついでに、アリオス似の兄ちゃんについて、散々似てない、似てないって言っていたけど、実はひとつだけ似ている場面がある。
それは、エンジュを振った後の後ろ姿。
ポケットに両手を突っ込んだ背筋が、なんともアリオス。
ただ、問題はあのサスペンダー!!
ダサくて、偽物だってわかる(笑)。
どうでもいいけど、その彼の恋人はエリス似=コレット似なんだよね。
アリオスの想い人=エリスだからだろうけど、どうしてもコレットに思えちゃう。
リモージュとコレット、コレットとレイチェルといった、女の子同士の会話は基本的にはずれがない。
助けてほしい。助けたい。
そういう気持ちの連携ができているから、見ていてイライラしたりしないんだろう。
レイチェルがコレットのことを陛下ではなく、思わず「アンジェリーク!」と言ってしまったあたりは本当によかった。
レイチェル、本当にいい子だよ。
こういう連帯感を守護聖たちに持たせてほしかったな。
ちょっと話を変えて。
今、私なりにテレビアニメ設定で二次創作を書いています。
書き上げるか、更にそれをUPするかはまだ未定ですが、はじめて書きたい場面だけを書きはじめてみました。
いつもは一から最後まで書き続けるタイプなんです。
でも、今回は長いものになるので、こういう場面が書きたいところを、散文的に書いています。
実は、昔書こうとして断念し、アリオス視点でアリコレ創作、またフランシス→エンジュ←ゼフェル創作は書いたんだけど、通してエトワールという世界を書いたことはなくて。
いつ力尽きるとも限らないのですが、書けたらと思っています。