恋愛の過程
一般的に、守護聖×リモージュ、教官協力者剣士×コレット、聖獣新規組×エンジュと仕分けされている。
もちろん、好みの程度はあれど、この組み合わせが一番落ち着くのは確か。
ユーザーを不特定多数を想定しているなら、尚更のこと。
私はコレット最萌なので、確かに教官協力者剣士組とのカップリングが一番好き。
守護聖の場合、家族や友人との永遠の別離を選択させなくてはならないわけで、それよりも女王という名誉を捨てても好きな人を選ぶ方が納得しやすい。
剣士を除けば、それはSP2の世界ではありふれた幸せを描けるからだし、出会いも恋愛の過程も妄想しやすいから。
ただ、ヒロインは天使のような娘だとしても、そこは17歳の少女。
この少女と高スペックな男を恋愛させるというのは、案外難しくて、それを描けるようになっているのが、教官協力者剣士の設定なんだと思う。
もちろん、教官協力者剣士と一括りにしているが、恋愛よりも友愛の方がしっくりくるキャラもいる。
たとえば、セイラン。
私は孤高の彼が、どうしてコレットに惹かれるのかがイマイチわかっていないので、教官と教え子としての関係の方が好きです。
逆に、心に傷を持っていたヴィクトールが、教えていたつもりで教え子に傷を癒されたと気づいたときに、恋愛感情が発露するんだと思うと、こちらは敬愛よりも恋愛が自然に成立する。
足繁く通うことで仲良くなるエルンストやチャーリーも、現実的にありそうな段階が自然とカップリングを想定させるし、メルは女の子に間違えられる設定だから、むしろ女友達のような関係のように思えてならない。
ティムカの場合は、SP2よりもトロワの方がしっくりくるのは、王と女王という立場があってこその恋愛関係に思えてならないから。
ようは、私の妄想力が足りなくて、設定に頼らないと恋愛が成立できないってことなんだと思う。
私自身がエリスを過去の人間として扱っているので、レヴィエリってあまりピンとこないんだけど、それだけじゃなくて、ひねくれた男が素直な少女に惹かれる様がどうも描けない。
わかるんだけど、心に落ちてこない。
だから、アリコレが好きだからという理由だけでなくて、重たい過去を持つ男が天使のような少女に恋するというアリエンもまた「?」なんだと思う。
理性が強くて恋しにくいタイプのジュリアスとかオスカーとのカップリングが萌える!というのはわかるんだけど、私はそのシチュエーションだけでハマらないんだよね。
ジュリアスもオスカーもキャラとしては大好きなんだけど、それよりも同世代のランディやゼフェルの方がしっくりくるんだと思う。
主従萌えとかケンカップルとか色んな括りがあるけれど、どうも私の場合はふたりの恋愛が成立するまでの過程が見えてこないと、立場だけで萌えるというのがない。