アリコレ館

アンジェリークのアリオス×コレットばかりかと

統合性

イベントごとは苦手な方で、自分から積極的に手を出すことはなかったのですが、今年からウルトラマンタロウにハマり、タロウ45周年メモリアルイヤーということに気づき、ウルフェスもタロウメイン?みたいな感じだったので、思い切って一部と二部にチケットを取りました。

結論からいえば、タロウメインではありませんでしたけれど、行ってよかったです。

 

タロウをメインとすると6兄弟を使えるから便利なんですよね。

ジャック、エースがそれぞれマンとセブンのメモリアルイヤーに重なってしまって、単独で出しにくいため、タロウで十把一絡げみたいな感じなのでしょうか。

 

一部はエンペラ星人復活で地球の危機に立ち向かうウルトラマンたち、ということなのですが、まあよくある話です。

オリジナルキャラクターであるソラが「私は戦えないけれど、歌でみんなを支えることができる!」でパワーをみんなに与え、無事に地球は救われたというのが大まかな流れ。

よくある話ではあるので、それほど気にしてはなかったのですが、なんかすごく既視感があって、なんでだろう?と考えていたところ、わかりました。

この話の流れがバトル系漫画アニメの夢小説にあるある話だった!!

戦闘員ではいから戦いでは役に立たないけれど、なにかしらの特技(歌とか治癒とか)で戦場で活躍するヒロイン。

ソラはまさにそれ。

話の構成としては別段おかしいところはない。

先ほどから繰り返しているよくある話である。

ショーは話の面白さというよりも、各キャラクターの活躍、アクションを見るものだから、わかりやすく且つ30分という時間制限の中である程度の人数をまとめるということが重要であろう。

出演にタロウと名前があったのは他兄弟の中でマンを除けば台詞なしだから、メモリアルイヤーだから台詞ありくらいの立場。

しかし、見てはいないのだけどジードの映画でジードが噛ませだったとレヴューを見たことあるのだけど、後半挽回するとはいえ、このショーでもジードが噛ませだったよ。

ジードはベリアルの息子で遺伝的に強いという下駄はかせた状態だから噛ませにされやすいのかな?

 

で、二部なのですが、統合性は一部ほどはない。

敵がエンペラ星人からマグマ星人に変わった程度で結局地球の危機にウルトラマンたちが駆けつけてきてくれた。

そこに説明はない。

でも、それがよかった。

 

兄弟が揃う場面は本当にかっこよくて!!

そういえば一部では6兄弟のテーマ曲が流れていたにも関わらず、戦っていたのはマンとタロウを覗く4兄弟。

マンとタロウは後からの登場だったので演出的にそうなってしまったのだと思いますが。

でもね、私はタロウ最推しだけどウルトラ6兄弟あってのタロウ推しなんだよね。

こうして6兄弟揃っての演出に鳥肌ものだった。

あと、うれしいことに各人のテーマ曲に合わせてひとりづつの見せ場があるので、それも良かった!

細かい説明はいらないの。

地球の危機ならウルトラマンは駆けつけてくれる。

そこに統合性を求めていない。

これはショーなんだから。

ということで、第二部もう一度見に行こうと思います。