一社の問題ではなく
九月にアンジェリークメモワールが開催されることが発表された。
その月はアンジェ25周年目で、まさかそのメモリアルマンスにオンリーを入れるとは思ってなかった。
アンジェは後手後手になることが多く、ドンピシャで入れず26周年目にオンリー開催だと予想していたので。
そして、ここでルトゥール2の発売がなければ、事実上のアンジェ終焉のお知らせだと思っている。
私はそれを責めているわけではない。
売れないものは作れない。それは資本主義の理であるから仕方ない。
しかしながら、これはリーカーの分母が少ないとか課金が少ないという理由だけではないと思っているから。
仮に年間100万円投資してもゲーム開発はハイリスクローリターンなので、資金回収のメドが立たない限りは無理だろう。
まして世間的にはとっくに終了しているコンテンツなのだから。
それに加え、乙女ゲー隆盛期と違って取り巻く環境が既に違う。
元々ジャンルとしては隙間産業的なものであってゲームとしては分母は小さい。
尚且つ、スマホアプリゲームの定着、追い打ちするようにVita生産終了し、これからどこへ移行するのか模索していかなければならない。
場合によっては乙女ゲー全体が衰退滅亡の危機なのである。
だから、コーエー一社に投資しても、思い通りになるとは到底考えられない。
アンジェリークを構築したメインメンバーが既に退社しているといわれている。
だから、リメイクはまだできても続編はまずできないだろう。
また、アンジェリークはヒロインは交代しても攻略対象は変更しない形でゲームを後続してきた。
同じような世界観で作ったネオアンが既にアンジェとは別作品として確立しているのでわかるように。
そう、リーカーは守護聖と似たキャラクターを落としたいのではなく、既存キャラと恋愛したいものだのだ。
だから、キャラクターを一新して展開するのは限りなく難しいだろうと思う。
(そういう意味ではラブ天はいいアイデアだったと思う。やっつけ仕事だったので速攻終了でしたが。)
リメイクされるかどうかはオンリー以外で発表はあまり考えられないから、勝負は九月。
もしもリメイクされるなら順当ならSP2だけど天レクとか別作品だったら、なんて勝手に夢想したり。
なかったらなかったで仕方ないけれど。
さてさてどうなることやら。