石版の謎
エトワールに登場する石版の神器。
タンタンのことですが、これって不思議ですよね。
私はエトワールをしていないから設定しかわからないのですが、やっぱり謎の存在。
そもそも何故、神鳥の宇宙にあるか、ということ。
あれは創世の宇宙を助けるエトワールを探すものなんでしょう。
なら、何度か創世の宇宙に接している、ということになる。
神鳥の宇宙は長い長い歴史があります。
レヴィアスの故郷の現皇帝が12代目なのを思えば、256代目女王がいるというのがすごいわけです。
(ただし、〇〇王朝✖✖系みたいな、その血統が12代目ということかもしれないけれど、そのことに言及してはいない。)
じゃぁ、聖獣の宇宙でなくて、過去に宇宙の誕生に関わったということなのかな、と思うのだけど、そういうこともなさそうで・・・。
だから、エトワールという存在が謎。
もし、宇宙誕生時に精霊が石版化したなら聖獣の宇宙にあるわけだし。
過去、宇宙の誕生に関わったけれど、そこは女王を迎えないでゆっくりと成長しているというSP2の故郷ED想定の宇宙になったのだろうか。
そういうことが知りたいけれど、それはないんだよね。
この辺、実際は無理やり入れ込んだから、ものすごく設定が破綻しているんだと思う。
そこで、源氏物語を思い出したのですが、矛盾と言えば、六条の御息所という女性が挙げられます。
年齢が過去の符号と合わない。
あれは原作そのままで流通しているわけではないから、改変後にそうなった可能性があるけれど、もし確信犯的にこのキャラクターを入れるとなったらすごいことだ。
でも、その矛盾で年齢的に破綻しても、物語は破綻していない。
ものすごくバラエティに富む物語になったわけで、無理やり入れ込むならこれくらいの気迫がないとダメなんだな、とつくづく思う。
エトワールの問題点はこれから面白くなる、これならいい、というような気迫が問題だったのかも。