もうひとりのアリオス
やっと序盤から抜け出せそうなネオアンですが、子供が一日一時間だけのプレイ時間を守るが如くでなかなか進みません。
このゲームの区切りがわからなくて、ゲームをしたい気持ちがあまりない最近ではPSPを立ち上げてちょこっとやってお終いにしている感じです。
決して嫌いだとか苦手だとかそういうものではないけれど、今はなんだかかったるい気分なだけで、いつでもできると思うと先延ばしぎみになっています。
で、レインをメインに攻めているのですが、レインの口調などが『親に愛されたアリオス』を思わせてならない。
まだ終わっていないのではっきりとはわからないけれど、レインは親兄弟に恵まれた立場でなくてもレヴィアスのように疎まれていた(腫れ物に触るような)育て方をされたわけではない。
ので、通常の愛情を与えたアリオスのように思う。
アンジェとのやりとりも同世代ということもあって一番自然だし、わかりやすい恋だ。
レヴィアスが屈折した性格をしていなければ、エリスの「世界を回しても私はあなたの味方」というような重たい愛情を与える少女でなくても、こんな風に誰もが一度は経験する甘酸っぱい恋愛をしていたんじゃないかな、と思わせる。
そこで、アリコレ脳である私には「レインはアリオスとコレットが愛情を与えた結果=息子」な法則が生まれてしまった(笑)。
レインは間違いなくアリオスの気質が受け継がれているわけだから、遺伝的にもしっくりくるし。
服のセンスなんかも似ているし、なにより顔が似てるんだよね!
だから、魔恋が「他の女に手を出していないか浮気調査」だったのに、ネオアンをプレイしていると「アリオスとコレットの子供の恋愛事情」を覗き見している気分になってます。
「あんなに小さかったレイン君も、今は彼女がいるんだって!」と井戸端会議している近所のおばちゃん(笑)。
ひとつ不満があるなら、レインの設定が詰め込み過ぎなこと。
なにかの天才というのはいいけれど、オーブハンターとしての才覚があるだけでいいんじゃないの?
研究によって得られたものだとしても、自分が博士でなくてもいいはずだし。
ただ、他のキャラが人生において深刻な悩みを持っている設定だから、そうするとレインだけが浮いてしまうから色々付属をつけたんだろうとは思うけれど、今のところ余分にしか思えない。