強さの秘訣
ただの思い込みなんだけど、常々「エンジュ厨が一番強い」と思っていた。
というのも、エンジュのファンはリモコレよりも少ない。
数をカウントしたわけでもないけれど、おそらく間違いないだろう。
これは、エトワール前にアンジェリークを離脱した人が多いというだけで、単純に分母の数が違うってだけの話。
それだけじゃなくて、エンジュを好きだという人は当然だけどエトワールplay済み。
勿論、エトワールのみplayした人もいるだろうが、多くは少なくとも前作トロワを含めた以前の作品をしたことがあるだろう。
ということは、リモージュ・コレット(デュエットにてロザリア、スイアンでレイチェルなど)を経験した上で「エンジュが一番好き」という結論に至ったのではないだろうか。
リモ厨コレ厨の中にはヒロインが好きすぎて次代ヒロインでplayできなかった層が少なからずいるから、ちゃんとキャラクターを動かした上で「この娘が好き」と結論を出す方が強い。
それゆえに、エンジュ厨の強さを感じるのだと思ったのです。
アンジェリークのヒロインはその中では個性があっても、ゲーム上は無個性に近い。
だから、エンジュについてもキャラ造形やゲームの会話、またはCPの組み合わせが気に入って好きになったのだろうが、それはリモージュにしてもコレットにしても同様である。
単に自分に合ったキャラであったということなんだけど、逆にいえば、小さな個性の中でこの娘が最高!ってなったのだから、本当に好きなんだともいえる。
あとは、やはり「少ないから団結しよう」という心理も働いていると思う。
エトワールはアンジェリーク最盛期を過ぎて(もしくは発売後に過ぎたと感じた)作品で、ヒロイン交代だけでなく、教官協力者の守護聖化、アリオスとの恋愛という設定の問題や、ゲームバランスの悪さは指摘されている。
(守護聖化賛成もアリオスを落とせることに喜んでいる人もいるので、全面的に駄作ではないだろうが、NGとした人が多かったのも事実。)
私もそうだけど、エトワール前離脱組もかなり多い。
そんな中でも「エトワはエトワで楽しい!」と主張し、仲間を見つけて喜びを分かち合う心理はマイナージャンルならでは。
もうアンジェリーク自体がマイナーだから、そういう気持ちはすごくよく理解できる。