不思議と言えば不思議
CD『花のシャングリ・ラ』は歌とドラマのバラエティCDとなっています。
で、今更ながらちょっと疑問が。
”ドラマⅡ 優雅なる休息”のジュリアスとアリオスとの会話。
ジュリアスがコレットのことを聞くとトボけるアリオスを以前書いたのですが、それ以外で。
ジュリアスはアリオスの任務について聞くところ。
「生憎、あんたに話すことはないもねぇよ。守護聖様のお耳を穢すわけにはいかねぇからな」
「その言葉を聞いたら悲しむ者がいるだろうに」
この会話。
このCDの舞台はエトワール。つまり、ヒロインはエンジュを想定しているはず。
しかし、ゲーム上で、エンジュはアリオスのことをほとんど知らないという設定。
当然、彼の過去も知らない。
まぁ、このときのエンジュは聖天使になっているので、ゲームED後だから、それ以降に知ったということも考えられる。
けれど、ごく普通に考えれば、この”悲しむ者”はコレットだよね。
アリオスの過去を知り、彼を女王の影として使っていたのは間違いなくコレット。
彼の任務の内容も熟知していただろうし(エンジュは知らない)、それゆえに、彼の立ち位置を心配していたというのは自然と思い至る。
それとも、脚本家はプレイヤー(聞き手)は当然アリオスの過去を知っているから、それでも問題ないと思ったのだろうか。
その考えならお粗末だと思うけれど、コレットのことを聞いてトボけるアリオスの描写があるので、アリコレを意識しているように感じます。
アリオスの台詞に対して「そんな風に考えないでください、アリオスさん」とか言うエンジュが想像できない。
私だけかもしれませんが。
SP2でもゼフェリモやジュリリモっぽい描写はあったので、ヒロインが交代してもその手の話はあったりするから不思議でもないんだけれど、アリコレフィルターを外しても明らかにコレットだなぁと思います。